2025年も10月に入りぞくぞくと秋アニメの放送、配信がスタートしています。
今回は、そんな秋アニメの中から個人的に気になった7作品を2回に分けて紹介します。
1.永久のユウグレ
あらすじ
約束は200年越し——けれど、目の前にいたのは「君じゃない君」だった。
コールドスリープから目覚めた高校生・姫神アキラが見たのは、
国家が消え、人々のつながりさえ変わってしまった遠い未来。
世界は統一管理機構「OWEL」によって再構築され、
「結婚」という概念は「エルシー(LC)」という新制度へと姿を変えていた。
そんな中、彼の前に現れたのは——
200年前、愛を誓った幼なじみ トワサにそっくりなアンドロイド、ユウグレ。
彼女は微笑みながら、こう言った。
「アキラ……。私と結婚して下さい」
これは、“愛”を探す少年と、“愛”という言葉を知らない少女が旅する物語。
(参考:公式サイト「INTRODUCTION」より)
アニメーション制作は『SHIROBAKO』や『花咲くいろは』を手がけたP.A.WORKSが担当。
感想(私見)
実はこのアニメ、物語のプロローグとなる第0話が放送されていたのですが、これがなかなか面白かったです。
アキラとトワサのラブコメが展開されていくのかと思いきや、まさかの急転直下。物語は一気に200年後の世界へ。アキラはこれから200年後の世界でどんな旅をしていくのでしょうか。
そして、謎のアンドロイド「ユウグレ」とトワサとの関係は。最後の結末を見届けたい作品です。
PV等
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2.笑顔のたえない職場です。
あらすじ
新人漫画家・双見奈々は、憧れだった将棋漫画『昴へ』の連載をついにスタート。
クールな担当編集・佐藤楓や、頼れるアシスタント・間瑞希の支えを受け、漫画家としての第一歩を踏み出す。
……はずだったが、現実は想像以上に厳しかった。
ストレスで体調を崩し、初回から締切に間に合わず。
ネームが進まず徹夜が続き、夜食の食べすぎで体重も増加。妄想が暴走し、原稿どころではない日々が始まる。
“笑顔のたえない職場”を目指しているのに、現実はトラブルと修羅場の連続。
それでも彼女は仲間たちと、漫画家という仕事に全力で向き合っていく——。
前途多難な少女漫画家ライフ、果たして笑顔で駆け抜けられるのか?
(参考:公式サイト紹介文より)
アニメーション制作は『レプリカだって、恋をする。』や『アクロトリップ』を手がけるVoilが担当。
感想(私見)
妄想癖のある主人公・双見奈々、頼れるアシスタント・間瑞希など、主要キャラたちの個性がセリフや表情からはっきり伝わってきます。……正直、間瑞希のように「双見奈々、めんどくせぇな」と感じてしまった自分がいました(笑)。
背景や制作現場の描写もリアルで、原稿用紙や机の上の資料、ホワイトボードに書かれた進捗状況など、**「漫画家の職場感」**がしっかり描かれているのも印象的です。
また、日常パートの明るさの中に「締切」「プレッシャー」「体調不良」といった現実的な苦労も見え隠れし、ただのコメディではないリアルな職業ドラマとしての面白さも感じられます。
『SHIROBAKO』のようにコメディでありながらも制作現場のリアルを描くお仕事系は面白い。
PV等
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3.SANDA
あらすじ
舞台は、超少子化が進んだ近未来の日本。子どもたちは「国の宝」として扱われ、全寮制の学園で管理・保護される存在となっていた。そんな世界では、子どもたちに夢や希望を与える存在であるはずのサンタクロースが、危険人物として排除の対象とされている。
中学生の三田一重は、雪降る12月25日、クラスメイト・冬村四織から命を狙われる。この行動は、四織が三田がサンタクロースの末裔であることを知っていたからだった。さらに、四織の願いは、行方不明になった親友・小野一会を探すこと。
子どもたちを守るため、三田はサンタクロースとして力を解放し、大人たちと戦う覚悟を決める。
(参考:公式サイト INTRODUCTIONより)
アニメーション制作は『ダンダダン』や『映像研には手を出すな!』を手がけたサイエンスSARUが担当。
感想(私見)
最初の印象は、サンタを題材にした作品なんだ…?と半信半疑。
でもPVを見てみると、“主人公がムキムキのおじさん(サンタクロース)になっちゃう、何それ!?”の連続で一気に引き込まれました。
割と異色な設定なので、刺さる人にはグッと刺さるタイプの作品だと思います。
全体的に作画の熱量が高く、アクションシーンの迫力とスピード感はかなり見応えあり。雪の降る演出やサンタらしさを残したデザインにも遊び心を感じます。
命を狙うクラスメイト・冬村四織、謎の失踪をした親友・小野一会、そして正体を隠して生きてきた主人公・三田。キャラクターの関係性も気になります。
そして、この作品が10月から放送されているということは、リアルの季節(クリスマス)と重なるので何かありそう。そこも個人的に楽しみにしているポイントです。
PV等
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4.友達の妹が俺にだけウザい
あらすじ
馴れ合い無用、彼女不要、青春のすべてを“非効率”と切り捨てる高校生・大星明照。
だが、なぜか彼の家には親友の妹・小日向彩羽が居ついている。学校では清楚な優等生として誰からも好かれる彩羽だが、明照にだけは異常にウザ絡みしてくる――しかもテンション高め。
そんな“ウザかわ系”な彩羽に振り回されていたところ、ある日 塩対応な女子・月ノ森真白 が突然現れ、明照・彩羽・そして周囲の人間関係が揺れ動き始める。
彩羽の “ウザさ” がただの強引さに終わらず、明照との関係をどう変えていくのか? 日常と感情の交錯する青春ラブコメ、今始動。
(参考:公式サイト INTRODUCTIONより)
アニメーション制作は、『この会社に好きな人がいます』『道産子ギャルはなまらめんこい』などを手がけた BLADE が担当。
感想(私見)
まず最初に感じたのは、ヒロイン・小日向彩羽の“ウザかわいさ”全開の破壊力。
リアルだったら正直ウザい…。でもそれも、好意を寄せてるが故なんだろうなと妙に納得。
テンポのいいセリフ回しと元気な表情の数々で、冷静で合理主義なスタンス主人公・明照を振り回す様子がコミカルに描かれており、見ていて思わず笑ってしまいました。
作画は表情の変化や細かい仕草が丁寧で、**キャラ同士の距離感や会話の“間”**にもこだわりを感じました。
ただのギャグ作品というわけではなく、キャラの内面や恋愛模様もしっかり描いてくれそうです。
そして、後半に登場した塩対応ヒロイン・月ノ森真白の存在も気になるところ。
「ウザかわ×クール系」の構図がどう展開していくのか、今後の関係性の変化に期待です。
PV等
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今回のまとめと、次回のお知らせ!
今回は、今季アニメの中から気になった4作品をご紹介しました!
それぞれに違った魅力や世界観があって、アニメファンとしてはワクワクが止まりませんね。
後編では、残りの3作品をピックアップしてご紹介する予定です!

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